期間工で働く前に準備することや注意したいこと
期間工として働く場合、寮生活となることがほとんどです。数ヵ月から1年以上と期間はさまざまですが、その間の生活に必要なものは持って行く必要があります。
今回は、期間工として働く前に準備すべきものや注意すべきこと、あると便利なものについてご紹介します。
事前に準備すべきもの
入寮の前日までに準備しておくべきものは、入社に必要な書類とさまざまな生活必需品です。具体的に見ていきましょう。
入社に必要な書類
入社に必要な書類には、次のようなものがあります。
・誓約書
・雇用保険被保険者証
・年金手帳
・印鑑
・身分証明書(運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど)
・前職での源泉徴収票
・通帳・キャッシュカード
必要な書類は会社によって若干異なりますが、あらかじめ会社から配布される資料などに記載されているはずなので、それに従ってもれのないよう準備しましょう。
なお、身分証明書はコピーをとって提出しなければならない場合があります。また、前職での源泉徴収票をもらっていなかったり紛失したりした場合は、前勤務先に請求しなければなりません。
このように、時間を要する可能性もあるため、余裕をもって書類の準備を始めてください。
生活必需品
寮には、たいてい必要最低限の家具や電化製品が備えられています。したがって、着替えや普段使っている日用品、身だしなみグッズなどを持参すればOKです。
具体的には、次のようなものが必要となるでしょう。
・着替え(外出着・部屋着・パジャマ・下着・靴下)
・入浴グッズ(シャンプー・リンス・石鹸・洗顔料など)
・歯磨きセット(歯磨き粉・歯ブラシ・コップ・フロスなど)
・タオル類(バスタオル2~3枚・フェイスタオル5~10枚・ハンカチ数枚)
・男性の場合:シェーバー・アフターシェーブローションなど
・女性の場合:メイクグッズ
・ヘアケアグッズ(ブラシ・ドライヤー・オイル・ワックスなど)
・お手入れグッズ(爪切り・耳かき・コットン・綿棒など)
・メガネ・コンタクト・サングラス(必要な人のみ)
・薬・サプリメント(普段飲んでいるもの)
・洗濯グッズ(洗剤・柔軟剤・ハンガー・たこ足・洗濯ロープ・洗濯かごなど)
・充電器(スマホ・音楽プレーヤーなど)
・防寒グッズ・避暑グッズ(季節や赴任先による)
基本的に、着替えは1週間に一度洗濯すると考えた場合に必要となる枚数を目安にするとよいでしょう。
また、お風呂や洗面台は共用となっている場合が多いため、関連グッズをひとまとめにして持ち運べるよう、プラスチックのカゴがあると便利です。
洗濯機は無料で使える場合が多いものの、洗剤は備え付けられていないか有料であることがほとんどです。普段使っている洗剤・柔軟剤を持って行きましょう。
さらに、乾燥機も設置されていないか有料であると考えた方がよいため、干すのに必要なハンガーなどのグッズも準備しておくと安心です。
なお、雇用期間によっては、いくつかの季節をまたぐことになります。たとえば、赴任時が真夏だった場合に防寒グッズを持って行くことは意外と忘れがちなので、雇用期間を考えながら防寒グッズ・避暑グッズも準備しましょう。
あると便利なもの
とはいえ、寮での生活はある程度の期間となるため、快適に過ごせるに越したことはありません。そこで、余裕があれば準備しておくと便利なものをご紹介します。
延長コード・電源タップ
スリッパ(室内用・屋外用)
時計
箸・スプーン・フォーク・つまようじ
マグカップ・グラス
ハンディークリーナー・コロコロ
電気ケトル
電子レンジ・冷蔵庫
共用で備わっている場合もありますが、なければコンパクトなものを部屋に置いておくと便利です。
机
枕
本・ゲーム
傘
まとめ
普段の生活で使っているものをピックアップしていけば、寮生活に必要なものがわかります。現地調達が可能な場合もありますが、快適な生活に外せないものは、しっかりと準備して持参してください。