期間工は副業できるのか
期間工とは働く期間が決められている従業員のことで、正社員より勤務時間が自由に設定できたり、契約期間満了時には満了金がもらえるなど多くのメリットがあります。しかし、会社の業績が悪化した場合は真っ先に影響を受けやすいというリスクもあります。
そんな時のために副業がおすすめですが、期間工は副業してもOKなのか気になるところです。そこで、今回は期間工が副業できるのかどうか、副業するとしたらどのような職種がいいのかを解説します。
期間工は契約満了時に満了金がもらえるなどメリットが多い
満了金がもらえる
数年前のことですが、大手自動車会社の満了金が増額された結果、未経験スタートでも年収が350〜450万円になったケースもあります。
学歴・職歴関係なく採用される
期間工は未経験や初心者でも働きやすく、学歴・職歴が採用の可否に左右されにくい傾向があります。仕事内容はシンプルなものが多く、上司のアドバイスを受けながら簡単に取り組めるものが多いからです。
採用されるのは20〜30代の男性が多いですが、女性の採用人数を増やしている企業も増えています。
寮住まいなど生活費が抑えられるため貯金しやすい
期間工のデメリットは会社の業績不振時に影響を受けやすいところ
期間工はメリットも多く、自由な時間も確保しやすいですが、会社の業績悪化した際は真っ先に人員カットされる可能性が高いです。
また、体力勝負な仕事でもありますから長年続けるのは難しいでしょう。40代以降になっても続けるのは、体力的に厳しいものがあります。
こうした万が一の時に備えて、空いた時間で副業をおすすめします。収入源を複数持つことで、いざというときに慌てずにすみます。
期間工におすすめの副業はこの3つ
1.ブログやアフィリエイトなどの在宅ワーク
趣味のブログを更新してアフィリエイト収入を得たり、クラウドソーシングで記事ライティングやポイントサービスの利用するなどがおすすめです。
時間が自由に組めるので、隙間時間に取り組めます。
立ち仕事が多い期間工とは違い、座り仕事なので体に負担がかかりにくく、期間工の仕事に支障が出ることはほとんどないでしょう。
2.FX・先物取引・株式投資など
期間工の収入である程度まとまった資金が溜まったら、投資などにチャレンジするのもおすすめです。最近はスマホからでも可能です。
業務以外の時間は自由に使えるので、ネットや書籍で情報を集めて分析しながら取り組むといいでしょう。ただし、投資は儲かることもあれば、損失する可能性もあることを忘れないでください。
3.週末や祝日に日雇いバイト
期間工が副業する際の注意点
副業禁止ではないか会社規定を確認する
副業NGの場合は、確定申告などで知られるリスクが高くなります。
シフト調整が難しい
期間工でも副業はできるが、在宅ワークや日雇いバイトなどがおすすめ
期間工はあらかじめ決められた期間だけ働く従業員で、契約満了時には満了金ももらえたり、寮暮らしで生活費を抑えられるなど多くのメリットがあります。
しかし、一方で会社の業績が悪化した際は真っ先に影響を受ける可能性があるため、副業などで収入源を増やしておくと安心です。一般的に期間工の副業は禁止されていませんが、会社によっては契約書や規約で禁止しているケースもあるため、確認が必要です。
副業には、期間工の業務に支障が出にくい日雇いのバイトや在宅ワーク、投資などがおすすめです。メリットも多く、いざというときに役立つ副業がOKな期間工は短期間で集中して稼ぐのにもおすすめの仕事です。